事業再構築補助金の採択結果が出ました
昨日、事業再構築補助金の第4回公募の採択結果が出ました。
採択された事業者様は、交付申請に向けて
残念ながら不採択となった事業差様は、5回公募への申請に向けての検討
といった動きになるのかと思います。
第5回公募の締切は3月24日ですので、残り3週間ほどになり
年度末とも重なるので、タスク管理が今まで以上に重要になってくるのだと
実感してます。
市場データ活用
事業計画を作ったり、補助金申請書を書いたりするときに必要になってくるのが
市場情報を把握するためのデータになります。
データは1次データ・2次データがありますが、
1次データ:自社で取得したデータ
2次データ:他社が取得したデータ
という違いになります。
1次データは収集に時間やコストがかかることがあります
目的に合わせたデータ取得ができるというメリットがあります。
ただし、大企業ならコストをかけて調査を子なうことはできますが、
中小企業では予算をかけての調査というのはハードルが高いと感じています。
調査は、調査目的や仮説をしっかりと持って行わないと
調査結果を有効に活用することができず、
活用できないデータを取得してしまうことになりますので
しっかりと検討して行うことがとても重要になります。
2次データは公開されたデータを活用するため、
必要な情報そのものがあるとは限りませんが、
リスクの少ないデータ取得方法だと思います。
ただし、データを見る時には注意が必要になります。
<注意点>
・いつ調査したデータなのかを確認すること
(例えば)
旅行の頻度や意識などは、コロナ以前とコロナ後では大きく異なってきますので、
いつのデータかによって、解釈が大きく変わってきます。
・誰に聞いたかを確認すること
(例えば)
性別・年代・地域などはどのようになっているかや、
スクリーニング調査を行ったのか、回答者の分布(割付)はどうなっているかなどです。
※スクリーニング調査:条件該当者を抽出する調査
例えば、好きなお酒についての調査を行うときに
未成年やお酒を飲まない人を排除するときなどに行う
後はできれば調査票も見たいところですね。
どんな聞き方をしているのか、選択肢はどんなものがあるか、
選択肢の並び順はどうかなど気になるところではあります。
データの理解を正しく行うために、このような点を踏まえて
見ていただくのが良いのではないかと思っております。
事業再構築補助金
3月24日締切りで、事業再構築補助金の5回公募がありますが、
6回公募以降の見直し、拡充の案内も出ているので
こちらも確認をしたうえで申請を検討したいところですね。
https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/hoseiyosan_gaiyou.pdf
特に、通常枠の補助上限額の見直しでは、
従業員規模に応じた上限額が、今までは4,000万円、6,000万円、8000万円でしたが
2,000万円、4,000万円、6,000万円、8000万円に見直しとの案内が出ています。
例えば20名以下の企業の場合は、
今回の5回公募までは上限4000万円ですが、
次回公募予定の6回公募からはから2000万円と記載されてます。
このような制度変更も意識しながら、
補助金活用を検討する時期なんだと実感してます。
GビズIDの必要性
あけましておめでとうございます。
昨年末から補助金申請の対応をしており、その中で
GビズIDの取得の必要性を実感しております。
事業再構築補助金では、暫定GビズIDプライムアカウントで対応できますが
ものづくり補助金で対応できません。
申請段階になって、バタバタすることも考えられるので
早めの取得をお勧めいたします。
また、ものづくり補助金の加点要素でもある事業継続力強化計画の申請についても
GビズIDを用いた電子申請が可能です。
印鑑証明を用意して、申請画面から必要項目を入力し
出力された書類に捺印、郵送で申請ができます。
その後、2週間以内に届くメールへの対応で利用が可能となりますので
それほど手間にはならないと思いますので、お時間のある時に
登録をしておくと良いかと思います。